保険の解約でマイナス120万円! その2
この商品の特徴のおさらいと死亡保険という形のない商品についての話をしよう。
この商品は死亡保険、投資、貯金を含むという商品でした。
このうち、投資、貯金は合わせて積立投資として認知される。
これまで貯金を積み立てしてきた。預金利子の低さからが気になっていたわけでもないのであるが、投資の利回りを見て、欲が出た。誰しも、お金は増えたほうがいいわけだから。積み立てNISAなどもあるので、別にこの積み立て投資が悪いというわけではない。
今回の商品はこれに死亡保険が組み合わさった商品だったということ。
投資商品はそれを運用するためのコストがかかる。
だから、これに対する対価もかかる、保険についての対価は保険料であり、投資の対価は運用管理費である。
要はいろいろと組み合わさった商品だったため、いろいろなコストがかかり、預金として入れているので、月7万円積み立てをしていたところから、様々な運用費がとられていたということだ。
命をお金で買うことはできない。一度失ったらそれが戻ってくることはない。
しかし、失ったその穴埋めとしての、役割をお金が果たす。
命をお金で買うことはできない。嘘。
しっかりと死亡保険金という値段をつけてるじゃないか。
もっと深く考えてみる。具体的な命は一つしかないかけがえのないものである。
しかし、その穴は何もない穴なのである、極度に抽象化された無。こころの中にぽっかり空いた穴。保険料を多く払う者には大きな穴を、少ないものには小さな穴を。
その穴をお金で満たすのが保険会社の役割。
念のために言っておくが、その穴が、お金で満たされるとは思っていない。
身近な人よいう面影としての具体は、お金という抽象化された価値によって補完される。死によってぽっかり穴が開く身近な人のために、お金を残すことが責任であると考えるから死亡保険があるわけだ。
最も、この理由加入際に使われているものだ。
明日はより具体的にな金額を記載したいと思う。