保険の解約でマイナス120万円! その3
では、具体的な収支です。
4万円のうち2500円を掛け捨ての死亡保険に払ったとして37500円を投資に。
そして、この37500円を4.5年7%の利回りで運用したとすると、267万円になる。
しかし実際は、168万円、4万円を54カ月214万円、元本割れ。マイナス46万円。
そして、契約の解除料が約30万円さしひかれ、マイナス77万円、払い戻しは137万円。
月2500円の掛け捨て保険を保険期間中に払っていたとすると、2500×54カ月で135000円
ずいぶん高い、保険料を払っていたことになる。
掛け捨てはいつでも支払いを辞められるので、契約の解除料もかからない。
だから、135000円と同じ保証を770000円で買っていたということになる。
年30000と年171111円。 5倍以上。くそ高い。
10年もっとけば罰金は払わずに済んだんだろ?
罰金がなかったとして、102222円 3倍以上。これでもくそ高いだろ!!
こんな高額は死亡保険を販売しているのか。
いや、安心してほしい。おそらく、これは死亡保険だけの金額ではなく、投資として運用をしているわけだから、運用管理費も含まれている。
この株価上昇が続く中で積立金額がさぞかし、利益が出ていることだろう
運用実績を見てみると、7%以上の成績が出ているようだ。うん、保険屋さん頑張ってくれている。7%だと積み立てていた、214万円が約252万円になっているはずだ。その利益は38万円。うん、掛け捨てと同じだけと想定し、135000の死亡保険を払ったとしても十分おつりがくるはず。そう思っていた。
なのになんで???実際の積立金額は168万円。
積立金額は自分が送金した金額よりもはるかに低い。
送金分216万円4.5年、7%で運用、利益が38万円でていて252万円になっていたとする。
また、同等保証の掛け捨て保険に入っていたと仮定すると。。。
252万ー13.5万ー168万円=70.5万円
そうです。運用管理費に70万円以上かかっていた計算です!
実際には、掛け捨て保険ではないので、
保険金+運用管理費=84万円払っていたという計算になりますね。
彼らは有能で7%以上の運用利益を上げたようです。
そして、その有能な仕事ぶりのために多額の給料が我々の積立金から支払われ、
その結果、見事に元本割れをしたというわけです。
さすが頭がいい連中だ!損するわけだ!!
保険者から、お金を集めて運用して、その運用益をしっかり自分たちで得て、なおかつ、それ以上を運用管理費として請求する。
あっぱれ、笑うしかない!!
いや、すごい。残された家族を安心に?
見事に生きているうちの老後の不安材料になったのであった。
ルールを破ったお前がわるいと。しかしこう反論するでしょう。
いや、私は悪くありません。
なぜって、30万円を支払ったからです。ルールを破ったのが罪だというのなら、
罰金を払って罪を償ったわけですから。
そして、その30万円をしはらうという行為が合理的であることは考えればわかるはず。
まだ4.5年、10年まで半分以上の期間がある。
これまでの4.5年は株価が好調で上がり続けた。
運用益も加味したいところだが、投資ではなく、貯金していただけだとして、214万円。積立金168万円46万円の損。保険を払っていたとして、32.5万円。
これまでより長い期間を経て10年間払い続けて、
これまでの同じ、これ以上の株式債権市場の利回り想定できるか?
今後、積み立てをした金額に高い運用手数料がとられることが、これまでから確定している。
30万円の罰金を払う方が全然ましや!!
この商品を持っておくことの、合理的なシミュレートのもので120万円の損を
受け入れたわけだ。
私は月4万円の積立でしたが、妻の分も3万円積み立ても同じような動きをしまして、結果、120万円の損切りでございます。
教訓
無料のセミナーには気をつけろ!!
そこで契約すると、その契約の中に会場費、無料で食べさせてもらったケーキ代などが保険料に入っているだけだから!!
うまい話には気をつけろ!!!! 4年半前の自分に言いたい。